『Philosophy of Science』読書会 第3章
『Philosophy of Science』読書会 第3章
日時省略
第3章「科学的説明」
メモ
用語
explanans: 説明文
explanadum: 説明されるモノ
まとめ
D-N (deductive-nomological)
批判者によるあだな
4要件
略
第3章: 議論
注意
ヘンペルの文パラダイムが隠れてるのに注意
D-N
vs. 図表やスキームでも説明できる
意見
Junpei: 理論を組み立てる際に、公理の存在をどこまで正当化できるか。演繹の前提が怪しくないか。
↔️文と存在は違うらしい
Wint: 妥当な論証は良いとして、法則の発見については?wint.icon
Shin: 説明(科学)のメタな説明(科学哲学)が正しい根拠は?無限後退しないのか?外側からでなく科学の内側からでも説明できるのでは?
事前コメント
「メタ法則は話が違う」という立場もある。無限後退を悲観する必要はない。
演繹の話
無限後退しない起点があるのでは?観察を超えたモノがあるのでは?
物自体?wint.icon
数学は抽象的対象であって、物理的・自然的な存在ではない。
公理系説への反例: 生物学
しかし科学的手法には強く則ってる
結局、統計の正しさ、つまり数学の正しさに帰着する
cf. 数学的帰納法の公理
定理にするなら、集合論が必要
公理と仮定の違い
数学: 公理
実世界: 仮定
cf. 擬確率(負の確率)、一般確率
数学も“自然化”されるのか
哲学者は安全圏にいない
vs 第一哲学
数学者も安全圏にいないのでは?
妥当な演繹
科学的説明と数学的説明の違い
数学の演繹は情報が増えない
科学的説明は情報が増えてるように見える
→仮定に大胆に発見的なモノを置いてる
情報の謎
→ またいつか
メタな論証
「無限後退するのでは?」
演繹でも無限後退する
メタとオブジェクトとの違い
メタのメタでは?つまり、XX学の哲学(メタ)らの科学哲学(メタメタ)
なぜ説明がややこしいのか
実例だから
説明能力 vs 予測精度
e.g. XAI
e.g. 天動説 vs 地動説
AI 科学者
人間に解釈できない理論を量産しそう
なぜ説明するのか
伝達するため?
歴史的経緯?伝統?
連想
フレーゲ
概念記法の意味
人はなぜ説明を求めるのか
物語る動物だから?
なぜ錬金術の説明は科学的でなく、現代化学は科学的説明なのか
→ 知識論に繋がる?
資金への説明責任だったのでは
社会的責任および信用度のためか
説明の機能
知識差を埋めるため
科学的説明の説明(=メタ説明)があるのはうれしい
→ うれしい
結び
科学哲学の意義
e.g. 因果論
何回も説明するの?説明しないといけないの?
真のミッション: いかに精査するか